不動産を売った時にかかる税金とは？譲渡所得税
譲渡所得税とは？計算方法と控除についての解説です。
不動産売却で利益が出た場合、その利益に対して課税されるのが譲渡所得税です。これは、所得税、住民税、復興特別所得税の3種類から構成されます。譲渡所得税の計算方法は、以下の通りです。
譲渡所得 = 売却価格 － 取得費 － 必要経費
ここで、それぞれの項目について詳しく見ていきましょう。
譲渡所得が算出されたら、以下の計算式で税額を算出します。
税額 = 譲渡所得 × 税率
税率は、所得金額によって異なります。例えば、2024年度の税率は、6000万円以下の部分で14.21％、6000万円超の部分で20.315％です。[3] （復興特別所得税を含む）
これだけだとかなり高額な税金になる印象ですが、3,000万円特別控除や買換え特例などの控除制度を利用することで、税負担を軽減できる場合があります。
特例は複雑な要件がありますので、また後日掲載します。
